空ではいろんな人ががんばっています


とある空港。

私達が乗務する777便につかわれる飛行機(1号機)はオープン・スポットに停められていました。お客様より一足先に乗務員用バスで飛行機へ向かいます。

搭乗すると、飛行機は全ての電源が落とされており暗く静まり返っています。この光景が見られるのも航空関係者ならではでしょう。

パイロットは停止状態の飛行機を始動させ、出発前のセットアップやチェックリストなどを行っていきます。APUがスタートすると機内に電力が通い、眠っていたキャビンのシステムが一斉に始動。いつもの聞きなれた稼働音が響き始めます。

CAはキャビンで不審物チェックや非常用設備の確認、サービス用品のセットアップなどを行います。

さて、先日も普段通りの手順ですべての機内準備を完了。機長に機内準備完了を伝え、旅客搭乗の許可を得ました。

お客様をご案内しようとしていた時、飛行機の外にいた地上スタッフさんから「飛行機の外部にある装置に不具合が発見された」と報告が!

安全のため、このままでは出発ができません。急遽、整備作業が必要となりました。

しかし整備作業にはかなり時間がかかることが予想され、このままでは大幅に遅延してしまう恐れが。

その時、運良く私たちのエアラインの同型機(2号機)が、私たちがいる空港へのアプローチに入っていました。この2号機は着陸後に乗務員が降機して、明日のフライトに使われる予定でした。

よし!あの2号機を使っちゃおう!

ということで会社の判断により777便の機材変更が決定。私たちは今度は急いで1号機を降りる準備を進めます。

そして2号機が着陸。ブロック・インしてお客様の降機が完了するや否や、すぐさま駆け込みます。「すみませ~ん!この飛行機使わせてもらいます!」と2号機に乗務していたクルーに挨拶をしながら、再び急いで出発準備!

そうして可能な限り遅延を食い止め、お客様を機内へご案内したのでした。

GSさん。グランドハンドリングさん。整備士さん。オフィスでフライトを調整してくださっている関係者の方々。そしてパイロットや客室乗務員。

みんなが、それぞれの現場でがんばって1便の運航をささえています。

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