僕の課題は「早口」です。
昔から「早口で、話を構成するのが下手で、おまけによく言葉を噛む」のが超コンプレックスです。
CAになろうと決意したときは、言葉の使い方や話し方を学ぶためにボイトレに通ったりもしました。
実際に録音した自分の喋りを聴いたこともあるのですが、抑揚が無く、要点も掴みづらく、そしてもう恥ずかしいくらい早口でした。
今でも、突発的な会話や、緊張している時、少し急いでいる時などは、すごく早口になってしまいます。そのたびに、帰り道の電車で惨めな気分になってしまいます。
でも、それでも私はゆっくりと品のある話し方ができるようになりたい。急なイレギュラー運航やクレームに遭遇したとしても、ゆっくりと話せる品のある頼もしいCAになりたいです。
まだまだ訓練を継続していかなければなりません。
しかし、こんな私ですが、通常時の会話では、だいぶストレス無くできるようになってきたのです!
もし、他の人が「え?それで?」となっても、そんなもん知ったことかい!!!自分の成長の度合いを他者と比較しても、得られるのは自信の喪失だけです。誰が何と言おうと、これは私にとって、とっても大きな進歩なのです。
今回は、そんな私が日々意識している早口対策を書きたいと思います!
自分の理想とする話すスピードを知ろう!
以前、伝えると伝わるの違いについて書きました。
相手により「伝わる」伝え方をするには、相手にはっきり聞き取れるスピードで話したいものです。そのためには「自分の理想とする話すスピード」を知りたいと思いました。
勉強会で講師を担当させて頂いた際のファシリテーションを録音したり、聞き取りやすいなと思う方の話すスピードを聴いたりしながら、自分なりの「理想的な話すスピード」を研究しました。
私はラジオが好きなので、尊敬する松本人志さんと高須光聖さんのラジオ、ナインティナインさんのラジオ、伊集院光さんのラジオを聴きながら、楽しみつつも話すスピードを意識していました。
また、TVのニュース番組でアナウンサーの方の話すスピードを意識していました。
その結果、私の場合
自分が「ゆっくり話している」と思うスピードの、「さらに2倍ゆっくり」がちょうど良い
という事になりました。いまもこのスピードを常に維持できるよう意識するよう訓練しています。
自分を改善するには、ゴールイメージを持つことが大切だと思います。
「早口シチュエーション」を自覚する!
それでも上記の通り、突発的な会話や、緊張している時、少し急いでいる時などは、もうヘコむくらい早口になってしまいます。
「訓練しているのになあ」と成長を実感できず落ち込むことも多い。でも諦めたくありません。
早口になってしまうことで嫌なのが、敬語が散らかってしまうことです。正しく品のある敬語を使うには、ゆっくりと余裕を持った話すスピードが大切なのだと感じます。僕が求める「品」も弱まってしまいます。
私が、いま訓練しているのは「早口になってしまうシチュエーションを自覚すること」です。
上記の通り、私はボイトレや仕事での接客、講師としてのプレゼン、自分で主宰している勉強会のファシリテーションなど、訓練の場を通じて「普段ならゆっくり話すことができる」ようになりました。
これはもう、場数を踏む。その場数の中で、常に成長のための挑戦する。の繰り返しでした。
何も意識していないのに、場数だけ踏んでも成長できません。
そうして「ゆっくり話せる」スピードを、いろいろなシチュエーションでも維持したい。そのためには「早口になってしまうシチュエーション」を自覚し、話すスピードにブレーキをかけることが大切だと思いました。
あ!俺はいま、焦っている
あ!俺はいま、急いでいる
あ!俺はいま、緊張している
俺はいま、早口になる。今こそスピードを守れ!
と意識できるタイミングをいかに増やせるか。増やせることができれば、話すスピードが自分のコントロール下になり、話すスピードを維持できるのです。
まだ完璧にはできません。しかし、意識できるタイミングは確実に増えています。そのたび「よっしゃあ!今回はブレーキをかけられた」と心のガッツポーズができます。すこ~~~しだけ、自信がつくのです。
この心のガッツポーズをいかに増やせるかが、今の私の挑戦です。
最後に
いまも訓練を続けています。
ヘコむことも多いですが、僕は理想のCAになるため、ゆっくりと品のある話し方ができるCAになるいう目標をあきらめたくありません。
明日も、上記の訓練を続けます。そしてより良い訓練を常に考え、実践し続けていきます。
皆様はどのような訓練をしていますでしょうか?
ぜひ教えてください!!!
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