現役CAがLCCの素晴らしさについて熱く語る!「ここが素晴らしいよLCC!」


LCCとは?

LCC(Low Cost Carrier)とは、それまでのエアラインとは異なり、機内販売などの各種サービスを有料化するなどの徹底したコスト管理によって低運賃で航空券を販売する航空会社です。LCCの登場によって従来のエアラインはFSC(Full Service Carrier)と呼ばれるようになりました。

LCCによって世界が変わった

日本にジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパン、Peachが創立した「LCC元年」と呼ばれる2012年から8年。LCCの登場によって、日本の空は大きく変わりました。

航空券の運賃が高すぎてなかなか飛行機に乗れなかったお金が少ない学生達が、LCCの登場によって気軽に仲間達と素敵な想い出をつくれるようになりました。

定年退職されて老後を生きるご年配の方々が、LCCの登場によって離れた地にいる家族や、お孫さんに気軽に会いにいけるようになりました。かつての想い出の地に行けるようになりました。

お金に余裕の無いお子様のいるご家族が、LCCに登場によって気軽に家族みんなで飛行機を利用することができ、一生の思い出に残る素敵な家族旅行ができるようになりました。

海外にご家族や大切な人がいる在日外国籍の方々が、気軽に家族に会いにいけるようになりました。

LCCの登場によって、国と国が、人と人が、空がよりいっそう身近になりました。

LCCは安全性が低い?

これは完全に誤解です。

航空会社はその費用や規模や競争率の点から、創業も経営も非常に難しい事業です。100機以上の飛行機を運用するFSCであろうと1機だけで運航している小規模航空会社であろうと、一度でも事故を起こしたら終わりです。たちまちにお客様の信頼を失い、経営がたちゆかなくなります。

まして日本人のLCCへの印象として「安全への不安」が根強く残っている以上、もしここで事故を起こしたら「やはりLCCは危険」となり、LCCへの印象は一気に悪化することでしょう。LCCは絶対に事故を起こすわけにはいかないのです。

FSC、LCCに関わらず「安全」は航空会社にとって絶対的な使命です。

「コスト削減のためには安全性を削り、その結果、事故が起きてもしょうがない」このような考え方で経営してゆけるほど生易しい事業ではないのです。航空会社の経営という点において、安全を疎かにするメリットが無いのです。

国内LCC一覧

「LCC元年」と呼ばれる2012年から7年。いま日本では6社のLCCが熾烈な競争を繰り広げています。

ジェットスター・ジャパン

創立:2011年9月
保有機数:24機
保有機:エアバスA320

日本の空、世界の空を、もっと身近に。

カンタス航空の完全子会社である「ジェットスター航空」を筆頭にアジアで発展を続けているジェットスター・ブランドのうち、日本を拠点に各地へ就航しているLCCとして、カンタス航空、JAL、三菱商事、東京センチュリーリースからの出資で創立しました。

日本国内線ではNo1のシェアを誇るLCCで、国内基幹空港に加えて高松、松山、高知、福岡、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島など、四国や九州地方への路線展開を積極的に行っており、2019年には下地島空港へ就航しました。

2020年にはA320のストレッチ・タイプであるエアバスA321LR型機の運用を発表するなど、積極的な発展を続けています。

Peach Aviation

創立:2011年2月
保有機数:23機
保有機:エアバスA320

Networking Asia
The Lowest Cost Airline
A Great Place to Work

日本で始めて就航したLCCです。
他のLCCとは異なる明るくカジュアルなブランドイメージを確立し、街中で客室乗務員の募集やダンボールで作成された自動チェックイン機、機内でのフォルクスワーゲン販売など、常に斬新な施策を打ち出し、独自の路線で成長を続けるLCCです。

LCCビジネスで成功モデルであるアイルランドのライアン・エアのパトリック・マーフィー元会長をアドバイザーとし、2016年には3年連続増収増益で累積損失を一掃してLCCとしては異例の利益率と黒字額を計上するなど、成長を続けています。

仁川や上海、香港、バンコクなどのアジア主要空港をはじめ、国内の基幹空港、また釧路、仙台、新潟、松山、福岡、長崎、宮崎、鹿児島など、需要の見込める国内空港へ就航しています。また国内LCCで唯一、羽田空港に就航している点もPeachの特長です。

2017年にバニラエアとの統合を発表。バニラエアの保有機と路線を引き継ぐ形となり、統合が完了する事でJAL、ANAに次ぐ国内第3位の規模のエアラインとなります。

エアバスA321LR型機の運用も発表しており、さらなる成長を続けています。

バニラ・エア

創立:2013年9月
保有機数:14機
保有機:エアバスA320

Creating New Sky Experience

元々は2011年に、エアアジアとANAが共同出資して創業したエアアジア・ジャパンという会社でしたが、2013年に提携が解消しANAがエアアジアの持ち株を全て購入して100%出資子会社とし、ブランドを「バニラエア」へと変更。ブランド・イメージを全て一新し、2013年12月に新たなスタートを切りました。

奄美大島や石垣島、セブ島などの「レジャー路線への就航」をセールスポイントとし、国内唯一の「日本のLCC(ANA100%出資子会社)」ということで、日本流の高品質なサービスとLCCとして新たなビジネスモデルの融合を強みとしていました。

2017年にPeachとの統合が発表されました。所有する航空機や就航路線は全てPeachに引き継がれ、2019年のサマーダイヤ終了をもってバニラエアとしての運航が終了します。

エアアジア・ジャパン

創立:2014年9月
保有機数:3機
保有機:エアバスA320

まだご利用いただけていない30億人以上の皆様に格安での空の旅をご提供できる、世界最大規模の格安運賃航空会社を目指します。

2014年に現バニラ・エアの旧ブランドであるエアアジア・ジャパンとは異なる法人です。撤退後の日本再参入に際しエアアジアや楽天など4社ほどの出資によって創立しました。セントレアをベースに、国内線は新千歳、国際線は台湾・桃園に就航しており、今後は国内線の新規路線に加えて中国・韓国への就航を予定しています。

エアアジア・グループCEOのトニー・フェルナンデス氏は日本市場に強い関心があるようで、日本再参入後の発展にも積極的です。

3機目のエアバスA320となるJA03DJは座席数が186席と、国内LCCで最も座席数の多いA320になりました。3号機以降はこの仕様になるようです。この選択からもエアアジアの思想を感じますね。

春秋航空日本

創立:2012年9月
保有機数:6機
保有機:ボーイング737-800

想飛就飛 / Don’t Think,Just Fly !
飛びたい時にいつでも飛べる、行きたい場所にいつでもいける

中国のLCC春秋航空などが出資して創立しました。空港内や機内アナウンスでは「スプリング・ジャパン」という呼称も使われています。

重慶、武漢、天津、ハルビンなど、中国への路線が充実している点が春秋航空日本の特徴です。2019年夏ダイヤでは寧波へ新規就航するなど、中国と日本を結ぶエアラインとして成長しています。国内線は新千歳、広島、佐賀に就航しています。

2017年に実施されたオリコンの日本顧客満足度調査のLCC国内線部門で1位を獲得しており、外資系を母体としつつも日本にあわせた高品質の高いサービスを提供しています。

国内LCCでは唯一、ボーイング737-800型機を運用しています。座席数は189席で、180席のエアバスA320を運用する日本LCC各社と比較して少々多いキャパシティを有しています。

ZIP AIR

創立:2018年7月
保有機数:2機
保有機:ボーイング787-8

Z_ Safety
Z_ Human Centric
Z_ Value

JALグループが新たに創立したLCCです。JALの100%出資子会社としてJALのLCC事業を担います。現在は2020年の就航を目指し、乗員や地上職員の募集など、準備が進んでいます。

国内でボーイング787型機を運用する初のLCCです。まずはソウルとバンコクへの就航が発表されていますが、787の航続距離や燃費性能を活かして太平洋や欧米路線への進出が予定されています。

中長距離飛ぶLCCの登場で、日本のLCCはさらに変化していくでしょうね。

LCCの元祖

LCCの元祖はアメリカのサウスウエスト航空です。

この会社の成功がLCCというビジネスモデルの発展の起源になりました。サウスウエスト航空を成功へと導いた偉大な経営者の1人であるハーバード・ケレハー氏は2019年1月に亡くなりましたが、その際はアメリカの航空各社の公式Twitterが空へ多大な貢献を果たした偉人の死を惜しみました。

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