サービスパーソンとして考えたい「匂いのエチケット」


私達の会社の規定では、客室乗務員は香水をつけるのを禁止されています。女性は少しもどかしいかもしれません。

私自身も、香水は付けていません。前職のデザイナー時代はオシャレと思ってたまにつけていましたが、客室乗務員を目指すようになってからは一切つけなくなり捨ててしまいました。

私は、様々な書籍を学ぶうちに

『無臭こそが、最高のエチケットである』

と考えるようになりました。

これはあくまで持論ですので、多様な考え方があってよいと思います。今回は私の考えの根拠について書きたいと思います!

頭が汗臭かったり、口臭が強かったり、服が生乾きで臭かったりなど、生活習慣の乱れによる体臭を不快に思う方は多いかもしれませんが、香水の香りを良い香りと感じるかどうかも、人によって異なります。同じ香りであっても、人によっては気分が良くなることもあれば、不快に感じることもあります。

実際に機内では、「隣の人の香水が不快なので座席を変えてほしい」という申し出るお客様がいらっしゃいます。妊婦さんなどは特に敏感であるように感じます。

実は私の奥さんの友人にも生まれつき嗅覚に特徴がある方がおり、香水はもちろんシャンプーやスタイリング剤のようなケミカルな匂いが苦手で、ほんのわずか匂いを感じただけでも吐き気を催してしまう方がいます。消臭剤などの匂いも苦手で、引っ越しにも苦労するほどです。

客室乗務員は1日に数百人という多種多様なお客様に接する仕事です。国籍も性別も年齢も体調も様々です。機内は狭いので、お客様との距離も近いです。そんな仕事に臨むうえで「最も適している香りはなにか?」をお客様目線で考えた末に行きついたのが「無臭」だったのです。

いまは「無臭であること」に非常に気を遣うようになりました。

私は実は嗅覚が少し鈍いので、逆に匂いに敏感な奥さんに助けてもらいながら、洗剤やボディソープなどに気を使いながら体臭に気を付けています(^^)

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