那覇空港。
沖縄県那覇市に位置する美しい海に面した南国の空港です。飛行機を降りた先にあるハイビスカスの花々と「めんそーれ!」の挨拶が旅情をそそってくれます(^^)

利用旅客数は羽田、成田、関空、福岡、新千歳に次ぐ国内第6位。羽田と国内基幹空港を結ぶ路線の中で羽田↔︎那覇は最長になりますので、JAL・ANAが揃って名機・ボーイング747型機を最後まで運用していました(^^)
3000mの滑走路1本で運用していますが、現在第2滑走路を建設中であり2020年に完成が予定されています。航空自衛隊の基地が併設されている官民両用の空港であり、防空においても重要な意味を持っています。那覇空港をよく利用される方は、旅客機に混ざって戦闘機が発進していく場面をよく目にされているのではないでしょうか。
さて、この那覇空港からの出発便を利用したことがある方。離陸直後に少し驚いた経験はありませんか?
というのも那覇空港を利用した飛行機は、ときどき離陸直後にエンジン音が急に小さくなり、低空で水平飛行をはじめるのです。飛行機が急に上昇をやめ、エンジン音が小さくなり機内が静かになってしまいますので、「墜落するのでは!?」と不安になってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも心配はありません(^^) あれは飛行機の故障でもエンジントラブルでもなく、航空管制官から「そのように飛びなさい」と指示が出ているのです!今回はそんな「那覇空港での低空飛行の理由」について学んでみたいと思います。
低空飛行の理由
那覇空港に南寄りの風が吹いているとき、滑走路はRwy36が運用されており、Rwy36から離陸した飛行機は北に向かって上昇していきます。飛行機の右側からは市街地が一望でき、旅行を終えた方々が最後に沖縄の町並みを眺めながら思い出を振り返ります(^^)
さて、沖縄県には那覇空港以外にも複数の飛行場があり、那覇空港の北東には「嘉手納飛行場」という米軍の基地があります。地図を見ると分かりますが、那覇空港からの出発コースは、嘉手納飛行場の進入コースと交差しているのです。

ここで出発機と到着機が無秩序に飛んでしまっては、交差する際に飛行機同士が異常接近してしまう可能性があり危険です。
この空域の安全を確保するために、嘉手納飛行場へ着陸進入する到着機がある場合、航空管制官は那覇空港を離陸する出発機に対して「高度○○フィートで水平飛行せよ」という高度制限をかけるのです。これが低空での水平飛行の理由だったのです!
理由が分かってしまえば、低空飛行になっても不安は減るのではないでしょうか(^^)
水平飛行時の高度はだいたい1000フィート(305m)だそうです。せっかくの低空飛行です。300mの高度から見える那覇の町並みや、美しい沖縄の海を堪能しちゃいましょう!
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