フライトは究極のチームプレイ!チームプレイを円滑にする大事な要素


今年最後のフライトでした。今年も無事に飛びきることができました。
今年一年、運航に関わってくださったすべての方々に心より感謝を申し上げます。

飛行機はパイロットや客室乗務員だけでは飛ばせない。
私が知る一流の方々はみな謙虚に、そうおっしゃっています。私も同感です。

お客様が私たちのエアラインの存在を知るため、広報や企画や営業やITの部門の方々が頑張ってくださっています。webサイトや広告、CM、ツアープランなど様々なメディアを通じてお客様に対して認知度を広めてくださっています。運賃や就航地のダイヤなど、狭い島国の中でたくさんの競合他社がいる中で自分たちのエアラインの価値を少しでも高めるために知恵を絞ってくださっています。いくら万全に整備した飛行機と十分に訓練を積んだ乗務員がいても、肝心のお客様が乗ってくださらなかったら私たちは社会に対して価値を提供できません。彼らがお客様を集めてくださっているおかげで、私達の仕事は成り立っています。

そしてお客様が座席を購入し、空港に着いたらグランドスタッフの方々がお客様のチェックインからゲート到着までをサポートしてくださっています。遅延やイレギュラー運航があった際には最前面に立ってお客様に対応してくださっているグランドスタッフの方々には頭があがりません。ただただ感謝です。

そしてお客様はチェックインを済ませ、保安検査場を通過し、出国して飛行機の搭乗ゲートへと向かいます。その途中では保安検査場の係員や出国審査官などが航空安全や規律を守ってくださっています。

一方、お客様の搭乗を控えている飛行機では、整備士の方々が飛行機を安全に飛ばすためにチェックしてくださっています。飛行機のエンジンからキャビンの座席のリクライニングまで、細かなところまで真摯に対応してくださる本当に頼もしいプロフェッショナル達です。飛行機が出発したとき、彼らが出発していく飛行機に向かって手を振っている「グッバイ・ウェーブ」を見たことがあるでしょうか?あの「バイバイ」には、自分達が整備した飛行機とそこに乗っている沢山の命が、無事に飛び立ち目的地へと到着することへの強い祈りが込められているのです。

そしてお客様は飛行機へ搭乗します。ゲートで搭乗券をチェックしてくださっているグランドスタッフの方々は安全の「最後の砦」です。航空安全の鉄則は「不審者を機内に入れない」ことです。まさにグランドスタッフさん達が、その最終防衛ラインとして安全を守ってくださっています。

そしてお客様は飛行機に搭乗し、座席に座ります。その間にも飛行機の外では、グランドハンドリングの方々がお客様の貨物を搭載してくださっています。雨の日も風の日も厳寒の日も酷暑の日も、飛行機のそばで頑張ってくださっている方々です。休む所もなければお茶も飲めない、そんな中で日々頑張ってくださっているグラハンさん達を尊敬しています。なぜなら私の父も長年グラハンを務めた男なのです(^^)

そしてこれまでお客様に携わってきた全ての方々が紡いできた「バトン」を私たち乗務員が最後に受け取り、飛行機のドアを閉め、目的地へ向けて大空へと飛び立ってゆくのです。

数えきれないほどの多様なプロ達が、それぞれの現場で頑張ってくださっていることで、はじめて飛行機は安全に空を飛べるのです。

チームプレイを円滑にするための不可欠な要素は「感謝の気持ち」だと思います。
「あたりまえ」ではなく「ありがとう」。毎便毎便「ありがとう」です。私は自分の奥様にも「毎日ご飯を作ってくれていることを”あたりまえ”だとは思わない。毎日”ありがとう”だ」と何度も伝えています。仕事にも同じ気持ちで取り組んでいます。

すべての関係者に「ありがとう」の心をもって接する。たとえ相手がどのような行動をしていても、こちらは「ありがとう」の気持ちを持ち続ける。これが大きな組織で気分良く仕事をするための心構えなのかと思います!

<今年最後のベイビー・ステップ>

常に感謝の気持ちで働く



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