傾聴とは、最も求められているものでありながら、最も実践されていないものでもある
精神科医ウィリアム・グラッサー
今回のフライトの目標はこれでした。

傾聴。耳を傾けて熱心に聞くこと。
皆さん実践できていますか?
私がこの目標を立てた時に、周囲の方々の話の聞き方を見ていますが、話の聞き方にもその人の人間性がよく出ますね。この聞き方自体に良し悪しはありません。注目すべきは「話の聞き方が、人間関係をよりよくするのに効果的か否か」です。
私が観察した中で、良いなと感じた特徴と、自分も気を付けないとなと感じた特徴をまとめてみました。
・目を合わせて表情を見ながら聞く。
・スマホなどを見ながら耳だけで聞く。
・相槌などを挟みながら、リアクションしつつ聞く
・無言&無表情で聞く。
・相手の話を最後まで聞く。
・話の途中で腰を折る。
・相手の立場に立ち共感しながら聞く。
・相手を批判する為の情報収集として聞く。
皆さんどうでしょうか?
青が多くあてはまる場合は、コミュニケーション・スキルの伸びしろがたくさんあるということだと思います!赤を意識するとさらにコミュニケーションが今よりも楽しくなってくると思います。
Contents
なんで人の話を聞かないといけないの?
その質問に対しての私の返答はこちら!
「あなたは、どうなりたいの?」
相手とどんな関係になれたら、今より気分が良くなるの?ということを聞きたいです。
<できれば関係を良くしたい>
と思うならば、傾聴が効果があります!主な効果は下記の2点です。
- 相手が求めているものを理解できる
- 信頼関係を育める
相手との関係をより良くするには、相手が求めているものを知る必要があります。相手がしてほしいと思っていることがわからないと、関係性を育む手掛かりがありませんので、その状態で関わっても効果的なものにはならないと思います。
相手が何を求めているか知るためには、相手の話をよく聞く必要がありますね。それも相手が発する言葉だけでなく、表情・仕草・口調・姿勢などなど、相手が発信している情報すべてに耳や心を傾け、情報をキャッチできるよう熱心に聴く。その行為こそが「傾聴」であると思います。
そして、そうして自分の話を聞いてくれるというのは、話す側からしても嬉しいものです。人が生まれつき備えている「人から認められらたい」という承認の欲求が満たされます。こうして信頼関係を育み親密な関係になると、より相手が様々な情報を発信してくれるようになり、さらに相手を深く理解できると思います。
「相手の話をよく聞く」というシンプルな行為を大切にすることによって、相手との関係をより良くできる善循環が始まります!
<今日のベイビー・ステップ>
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